こんにちは!
はねこと、佐藤彩羽です。
毎年、秋の第4日曜日には浦幌の一番大きなお祭り、ふるさとのみのりまつりがあります。
今年は9月22日(日)に開催されました。
私たちも、今回「アフリカ・マリ共和国のジュースと雑貨」という店舗で出店させていただきました!
そんな私から見た第49回ふるさとのみのりまつりの様子を、皆さんにお届けします!
当日は朝から雨予報が出ていましたが、少し肌寒い気温でしたが何とか雨は降らずお祭りを終えることができました。
(最後は少し雨降りでしたが、ちょうどお祭りも終わりがけ&参加者の方も帰り際だったのでセーフです。)
今回私たちの店舗で出していたジュースも雑貨も、生粋のアフリカ・マリ共和国産です!
ジュースはアフリカ・マリ共和国で国民の方にごく一般的に飲まれている
・バオバブジュース
・ビサップジュース
を提供しました。
バオバブジュースは、バオバブの木になる実から作られています。
バオバブの実をパウダーにしてお湯と混ぜ、よく冷ました後に、浦幌産の牛乳とお砂糖、そしてフルーツジュースを混ぜて出来上がりです。
この絶妙な配合が、味の決め手となります。
マリの方直伝のレシピで作ったジュースは、当日来て頂いた方にも大変好評でした!
ビサップジュースは、ビサップというハイビスカスの一種であるお花を煮出して作ったジュースです。
そのままでは酸っぱいので、こちらもお砂糖を入れて飲みやすくしてあります。
浦幌にはハマナスというお花を使ったジュースやジャムもあるので、こちらのほうが浦幌の方にとっては馴染みがある見た目・味だったかな、と思います。
ただ、意外なことにバオバブジュースの方が注文数が多いという結果に吃驚。
どんな味か想像がつかないので逆に飲んでみたい、というチャレンジ精神旺盛な方がたくさん来てくれました!
雑貨は、マリ共和国の職人さんが作った「ボゴラン」という泥染め布で作ったマフラーに興味を持ってくださる方が多かったです。
バンバラ語で「ボゴ」は泥、「ラン」は道具や仕事という意味だそう。
一つ一つ手作りで丹精込めて作られた、職人さんのこだわりが光るマフラーは、国境を超えてもその魅力が十二分に伝わってきます。
最初は「アフリカってどこ?」「マリってなに?」と仰っていた方も興味を持って、これまでの浦幌とマリ共和国との関わりについて質問して下さったり、雑貨やジュースを楽しんで下さいました!
今回は、これまでの浦幌とマリ共和国との交流がきっかけとなって、浦幌最大級のお祭りに初参加できることとなりました。
去年の8月にマリ共和国の方が浦幌町へまちづくりの研修に訪れて以降、今年の2月のマリフェアinうらほろの実施、7月のサッカーパブリックビューイングの実施、8月のまちづくりの研修の実施(2年連続!)など、定期的に交流を続けてきました。
今後も定期的なマリ共和国との国際交流をきっかけに、浦幌の町づくりについて世界に発信していき、浦幌町に貢献していきたいと思います
著者紹介
(佐藤彩羽)
兵庫県出身。京都で大学時代を過ごす。
大学在学中に九州で半年間の国内留学を経験。1年半休学してインドで海外インターン、インドネシアで日本語教師のアシスタントを行う。
復学後、福島県の双葉町でフィールドワークを行う中で、地方でのまちづくり・地方創生に関心を持つ。縁があり、卒業後は十勝うらほろ樂舎に入社。担当業務は、代表補佐、ふるさと納税、滞在交流事業、町民向けビジネス塾の運営など。日本の中の異文化(関西と北海道の違い)と自然の中での生活を楽しみながら、日々仕事している。