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わたしの好きな浦幌 方言ランキング!

私は広島出身です。

広島にいる祖父母と電話で話せば、一気に私も広島弁。

方言は温かみがあって好きです。

浦幌でも、初めて聞く言葉がたくさんあります!

そこで、私の好きな方言ランキングを勝手に発表したいと思います!

第5位 「ぼっこ」

(例文)「そこのぼっこ取って。」

棒のことだそうです。なんだかかわいい。

第4位 「手袋をはく」

(例文)「農作業をするときは、手袋をはいたほうがいいよ。」

はめる、とか、する、とかではなく「はく」。驚きました…ズボンみたいです。

第3位 「さる・ささる」

(例文)「そこのボタン、押ささりますよね。(ボタンを押すことができますよね)」

何を言っているかわからなかった度合いでいえばナンバーワン。

「~できる」の意味で聞くことが多いですが、「…しちゃった」という意味もあるのだとか。

第2位 「~なんだあ」

(例文)「昔から、とうきびが好きなんだあ。」

いわゆる相槌でつかう「そうなんだ。」とは異なり、「~なのです。」という説明の語尾として使う感覚です。「~です。」とか「~なの。」と言うよりも「~なんだあ。」と言うと、柔らかい感じがしてかわいいなと思っています。

第1位 「なんも」

(例文)「この前は仕事を変わってもらって悪かったね。」「なんも。」

「そんなこと何でもないよ。」「問題ないよ、大丈夫。」そんな意味で使われています。

たった3文字だけど、「気にしなくていいよ」「お互い様だよ」。そんな意味が含まれているように思えて、温かく感じる言葉です。上のような会話を聞くとほっとします。

以上、私の好きな方言ランキングでした。

また番外編ですが、とうもろこしは「とうきび」と呼ばれます。

「今の時期とうきびがおいしいんだあ。」とむしゃむしゃ食べる、「うらほろいちねんせい」な私なのでした。

このコラムについて

15年勤めた教員を辞め、浦幌に飛び込んだ私が「うらほろいちねんせい」の目線でこの町をご紹介します。

著者紹介

(杉浦由記)

1986年広島県生まれ。10歳の時に、千葉県浦安市へ。
小学生の頃から、行事が好きで、仲間と共に何かを企画・運営することに夢中になった。
その経験から、小学校の教員を目指し、免許を取得。
東京都江戸川区、千葉県習志野市、市原市で15年間小学校の教員として働く。
教師として働く中で生まれた「本当に子どものためになる教育とは」「自分らしく働くとは」といった問いをもつように。
自問自答していたタイミングと、十勝うらほろ樂舎との出会いが重なり、2023年5月から浦幌へ。
現在は、自分自身の人間としての力を鍛えなおしながら、教育やスポーツを中心にたくましく豊かな人づくりに貢献できるよう奮闘している。
「出会いは必然」「思っていることは行動に表す」「人を大切にする」をモットーに頑張ります!

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