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(問)アルと思っていたのに、浦幌(北海道)にナイものなーんだ?

「北海道にはカマキリいないよ」と聞き、カマキリなんてどこにでもいる、と思っていたので衝撃でした。

 そこで今日は、今まであって当然と思っていたけれど、実は浦幌(北海道)に「ないもの」シリーズです。

ないものを探すなんて、後ろ向き。 いやいや、そうでもないです。当たり前にあると思っていたものがないって意外と面白い!

①キンモクセイ

 秋になると、どこからともなく香ってくるキンモクセイ。私にとっては秋の代名詞です。でも「キンモクセイの香りは好きだけど、ハンドクリームとかでしか嗅いだことありません。」という言葉にびっくりです。さらに、「キンモクセイってどんなのですか。」との質問が。「うんとね、あまり背の高くない木で、オレンジ色の小さな花が集まって咲いている感じ。木の周りには落ちたキンモクセイの花でいっぱいになるよ。」なんて、生まれて初めてキンモクセイについて説明しました。

②エアコン

 本州では、たいていの物件にエアコンがついていました。でも今、私の住む団地にはエアコンがありません。代わりに備え付けの大きなストーブがあります。「エアコンがなくても暑いのはすぐ終わるから」という言葉を信じていましたが、今年の夏は暑かった!エアコンは北海道でも必要になるのでしょうか。

③富士山

 千葉県在住の頃ですが、いろいろな場所から富士山を見ることができました。電車の窓から、マンションから、館山や富津辺りの海岸から、景色が開けた道路から…。「さすが日本一の山。」と思っていましたが、さすがに北海道からは見えませんね。でも、その代わりに広い空のふもとに日高山脈が見え、他にも美しく豊かな山があることが分かりました。日本って美しいです。

 ないものを見つけたり、あるものに気付いたり。「これも浦幌に来たからこそ分かったことだな。発見するって面白い」そう思ったうらほろいちねんせいのわたしなのでした。

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このコラムについて

15年勤めた教員を辞め、浦幌に飛び込んだ私が「うらほろいちねんせい」の目線でこの町をご紹介します。

著者紹介

(杉浦由記)

1986年広島県生まれ。10歳の時に、千葉県浦安市へ。
小学生の頃から、行事が好きで、仲間と共に何かを企画・運営することに夢中になった。
その経験から、小学校の教員を目指し、免許を取得。
東京都江戸川区、千葉県習志野市、市原市で15年間小学校の教員として働く。
教師として働く中で生まれた「本当に子どものためになる教育とは」「自分らしく働くとは」といった問いをもつように。
自問自答していたタイミングと、十勝うらほろ樂舎との出会いが重なり、2023年5月から浦幌へ。
現在は、自分自身の人間としての力を鍛えなおしながら、教育やスポーツを中心にたくましく豊かな人づくりに貢献できるよう奮闘している。
「出会いは必然」「思っていることは行動に表す」「人を大切にする」をモットーに頑張ります!

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