浦幌へ来て10カ月あまり。季節は進み、冬も真っ只中です。
だけど最近は暖かくて驚いています。最高気温は10度近くとか、氷点下にならないとか2月は一番寒いイメージでしたが、小春日和が続いています。
先日、千葉県の知り合いとのやりとりで気候の話に。
「あったかいよ、最近。」と先方。
「たしかに。あったかいですよね。春みたいです。」と私。
「ちなみにそっち(浦幌町)何度?」
「0度です。」
「いや、全然あったかくないから!笑」
と失笑され、続けて
「北海道行って、感覚バグってるよ!」
との指摘に大笑いしました。
言われてみれば、千葉県で昼間0度の日はとても寒い日という感じ。ダウン着て、マフラーぐるぐるにして…と、最大の防寒をしようと思う日です。だけど今浦幌で過ごしていると、0度の日はそんなに寒くないなあと感じる日です。
トレーナーにベスト、くらいで過ごしています。バグった感覚で言うと、こちらのマイナス10度くらいが向こうの0度ってところでしょうか。なかなか千葉県の方には信じてもらえませんが。
一方で氷点下は冷え方が違いますね。血が凍るというか芯まで冷えるというか…外にいて手袋をしていないと、3分ほどで手がじんじんして痛くなってきます。留真温泉はじめ、温泉のありがたみを感じます。
感覚バグってる、は褒め言葉?!私も北海道の冬仕様の身体になってきたということでしょうか。おかげさまで風邪も引かずに過ごしています。人間の本能の適応力ってすごいですね!我ながら自分の力にあっぱれ!と思っています。
「寒さに適応するためには、カロリーも必要よねえ。」と自分に言い訳して、チョコレートに手を伸ばす「うらほろいちねんせい」のわたしなのでした。
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このコラムについて
15年勤めた教員を辞め、浦幌に飛び込んだ私が「うらほろいちねんせい」の目線でこの町をご紹介します。
著者紹介
(杉浦由記)
1986年広島県生まれ。10歳の時に、千葉県浦安市へ。
小学生の頃から、行事が好きで、仲間と共に何かを企画・運営することに夢中になった。
その経験から、小学校の教員を目指し、免許を取得。
東京都江戸川区、千葉県習志野市、市原市で15年間小学校の教員として働く。
教師として働く中で生まれた「本当に子どものためになる教育とは」「自分らしく働くとは」といった問いをもつように。
自問自答していたタイミングと、十勝うらほろ樂舎との出会いが重なり、2023年5月から浦幌へ。
現在は、自分自身の人間としての力を鍛えなおしながら、教育やスポーツを中心にたくましく豊かな人づくりに貢献できるよう奮闘している。
「出会いは必然」「思っていることは行動に表す」「人を大切にする」をモットーに頑張ります!