リポートリポート

続けてきたからこそ見えきた、私の生活改善運動

「続」

2023年を振り返り一文字で表すと、この字にまとめられそうな1年でした。

新しいことを行うというよりはこれまでのことを続け、より発展させる。新しい関係性を多く求めつながるというよりは、地域での継続した関係のやりとりから何かが起きてくる。

だからこそ前向きな選択として、身の丈に合わない新しいことに手を伸ばすのを辞める判断をしたり、「今ここ」を考えた時にしなかったこともありました。

ふと考えると、移住してからの5年はコロナ禍ということもありずっと変化をし続けていました。23年はその中でも多少の変化もしつつも、じっと腰を据えて、グッと潜った一年だったと思います。

  23年に読んだ中で一番良かった本は『私の生活改善運動』という本です。

詳しくはぜひ読んでいただきたいのですが、「これでいいやで選んできたもの、でも本当は好きじゃないもの。自分にとっての幸せが何なのかを探り、自分が幸せになるためのものを選ぶような具体的な行動(生活改善)をしていく」エッセイです。

今の働き方、つまりは続けてきたからこそ見えてくることも多いと、この本を読んで感じています。2024年は、続けてきたことのなかから自分のあり方と結びつくものやきちんと周りの人たちを大切にできることを掴み、続けてきた関係を通して地域や社会を広く見てより力強く選んでいく1年にします。

2024年もよろしくお願いします!

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このコラムについて

地域内外、多業種、たくさんの方と関わりプロジェクトを進めている十勝うらほろ樂舎。
日々の関係の中でいただいた「お土産」から、お世話になっている方々のことやわたしたちとの関係についても紹介できたらと思い立ち上がった、「今日のいただきもの」のコーナーです。

著者紹介

(古賀 詠風)こが えいふう

1996年北海道遠軽町生まれ。北海道大学教育学部で地域での教育や社会教育を学ぶ傍ら、「カタリバ」という対話的活動で高校生への授業運営と大学生への研修を担当。在学中、浦幌町の次世代を想う姿勢に惚れ、大学卒業後の2019 年より浦幌町地域おこし協力隊うらほろスタイル担当として移住。町の中高生が行う地域を舞台とした活動団体「浦幌部」のサポートや社会教育の場づくりなどを行う。3年の任期を終え、事業を連携して行っていた「十勝うらほろ樂舎」に2022年4月より入社。
古家具や器が好き。好みのものに出会うと「かわいい」しか語彙が無くなる。今年は陶器窯に行ってみたい。

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