愛されるお土産を作りたい!!と言ってみたものの、どのように魅力的な商品を作っていくのか全く分からなかった私。
想いはあっても商品開発の知識がありません。
まず、商品開発を進めていくためには「魅力的な商品とはどのような商品であるか」を知る必要があるのではないか。そう考え、ヒントを探るため、色んなお土産屋さんを巡ってみることにしました。
題して「隣の畑をみてみよう!〜十勝管内視察〜」です!
今回の視察は、サポートで入ってくださっている商品開発のプロである北村貴さんと、樂舎スタッフであり、料理家である宮川順子さんと3人わいわいと楽しく視察に行きました。
1日かけて7軒、じっくりたっぷり回りました。どの場所でも新たな学びや発見があり、本当に実り多き時間となりました。
移動中の車でも3人で「今のお店は商品の置き方がとっても素敵だったねぇ」「さっきのお店の商品、こうゆう風にしたら浦幌らしくて良いんじゃない??」など色々お話ししながら回れたのもとても良い時間でした。
ピア21代表の堀田さんにもお話しを伺いました
士幌ピア21(道の駅 ピア21 しほろ)
https://pia21shihoro.jp での視察では、士幌ピア21代表の堀田悠希さんにお時間をいただき、士幌ピア21の今までの歩みやさまざまな取り組みについてお話をお伺いしました。
堀田さんとは初対面でしたが、明るく前向き、素敵な女性。私はすぐに堀田さんの虜になってしまいました。「日本一町民に愛される道の駅を作る。そのために町外からのお客さんはもちろん、スタッフや地元のことを大切にすることが重要」「いいものを届けるためには、まず町を誇りに思うこと。困難があっても妥協しないことが大切」など堀田さんから発される言葉には道の駅にかける熱い思いや、地域への愛をたっぷり感じることができ、自分自身もこれから頑張っていきたい!と強く思うことができました。商品開発を通して、今後も多くの方と関わっていくと思いますが、1つひとつの出会いを大切にしていきたいです。
そして、さまざまなお店を巡ることで、手に取られやすい商品とはどのようなポイントを持つのか、ヒントをいくつか得ることができました。
その中で特に重要だと考えたのが
1.小さめ&温かみがある手作り感(ファーストタッチ)を持つこと
2.買ってからの余韻が長い商品、新しい暮らしを提案するもの(デザイン性)であること
の2つです。次回のまめこの旅では実際に上記の2つの要素をどのように商品に結びつけていくのかお話しします。
今回訪問した「十勝の素敵なお店」
実際に十勝管内の視察で伺った場所はこちら!
①道の駅 ピア21 しほろ
牛舎をモチーフにしたマンサード型屋根の建物を見るだけで、胸が高鳴ります!店内はここでしか手に入らない士幌産の食材を活用した加工品やテイクアウトなど畑の恵みを存分に感じることができる道の駅です。
②道の駅 おとふけ
2022年4月にオープンしたばかりの新しい道の駅。地元の食材を使用したメニューが楽しめる9つの飲食店や音更産新鮮食材が購入できる販売所がありグルメもショッピングも楽しめます。NHK連続テレビ小説で話題となった「なつぞら」のセットを模した施設「なつぞらエリア」では、ドラマの世界観を間近で体感できます。
③らららマルシェ
広大で肥沃な十勝平野のほぼ中央に位置し、農作物の育成に適している音更のこだわり食材が店内にずらりと並んでいます。まるでスーパーマーケットのような品揃えで、十勝のお土産で何を買うか迷っている方もここに来ればきっと欲しいお土産が見つかります!
④Hapio
品質の良いお野菜やお肉、お惣菜、お酒など種類豊富に取り揃えているhapioは地元の方に愛される大人気スーパーです。こだわりたっぷりの魅力的な商品は、日常のお買い物やちょっとしたお土産にもピッタリです!
⑤愛菜屋
http://www.ja-memuro.or.jp/farm/
安心安全で生産者の顔が見える直売所です。生産者の皆さんが、朝一番で採った物を畑から直接持ち込んでいるため、商品はどれも新鮮そのもの!畑から食卓が身近に感じられます。人気商品は朝早くから売り切れてしまうこともあるので早めのご来店がおすすめです!
⑥ tou/tell
https://www.instagram.com/toutell/
ナッツ ・お茶・洗剤などの量り売りを行う環境に配慮した地球にやさしいお店です。量り売り以外もこじんまりとした店内の中には店主のこだわりが満載な素敵な商品がぎゅっと並んでいて、どこを切り取っても素敵なお店です。
⑦Natural COCO
https://www.natural-coco.jp
未来の子供たちのために有機栽培野菜やこだわりの無添加食材の販売・宅配をしているお店です。食材の他にも環境に配慮された体に優しい化粧品・衣服など幅広く商品を扱っています。
2階にカフェもあり、気軽にオーガニックな食事を楽しむことができます。
この連載について
浦幌の美味しいお豆を使った多くの方に愛されるお土産を作っていきます!
著者紹介
(佐々木 すみれ)
1998年仙台生まれ。育ちは札幌。2021年3月、大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学を卒業。学生の半分が国際生で構成されるグローバルな環境で4年間を過ごす中で、新たな価値観に出会う楽しさを知り、英語は間違った英文を話す度胸だけがついた。 新卒で浦幌町の地域おこし協力隊となり、樂舎では主に広報とワークキャンプを担当している。
文章を書くのがとても好きなので、浦幌で生きる力を育みながら将来はどこでも生きていける逞しいライターになりたいです。