視察から試作まで6ヶ月以上の月日がかかったお土産開発。豆の旨味が引き立つピリ辛味のスパイスで浦幌産の大豆を味付けするーーとの商品企画も決まり、いよいよ、初回ロットの準備がスタートしました。
「まめこの旅」(商品名)は、最初は何個売れるか分からないので、とりあえず400箱分製造することにしました。賞味期限が4ヶ月間のため、月100箱売れば売り切れる計算です。
これが多いのか、少ないのか検討がつかず当時とても心配で、
不安を抱えながら、農家さんから購入した豆を加工業者にお渡ししました。
そしてどどーんと加工・個包装された豆が届き、いよいよ販売目前!
届いたのが 5/11(木)で、5/13(土)から道の駅 うらほろで販売開始予定だったため、かなりギリギリのスケジュールで準備を進める必要がありました。
まずは賞味期限の判子押しです。400個全て手押しで押していきます。
最初は緊張して手がプルプルしていたのですが、段々慣れてきて効率よくサクサク押せるようになりました
判子を押した後は、会社のスタッフに箱の組み立てと中身を詰める作業をお手伝いいただきました。
判子押しは1人でやったためかなり時間がかかったのですが、箱詰め作業は人数がいたのであっという間に終わりました。
箱詰め作業と同時並行で、商品用のPOPも制作しました。POPは、作るのをすっかり忘れていたのですが、まめこの旅のデザインを担当してくださったデザイナーの小松りかさんが助けてくださり、とっても素敵にできました。
個人的にまめこ型のPOPがゆるカワでお気に入り!私の手描き文字で商品ストーリーを紹介しています
バタバタと準備を終え、5/12(金)の夕方道の駅うらほろに、まめこの旅を無事納品することができました。
店頭に並ぶ、まめこの旅を初めて見た時、ここまで来るのにご協力いただいた様々な方の顔が浮かびました。
長い道のりでしたが、ここからが本当の旅の始まりです!
ただ売るだけでなく、より多くの方に手にとっていただき、浦幌の魅力、浦幌の豆の美味しさを伝えていきたいです!
これからもまめこと一緒に私も旅を続けていきます。
「愛されるお土産を求めて〜まめこの旅〜」はこれにて完結です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
☆まめこの旅 販売店
☆オンラインサイト
https://urahoro.official.ec/items/74948954
※近々浦幌町ふるさと納税サイトでも販売予定
この連載について
浦幌の美味しいお豆を使った多くの方に愛されるお土産を作っていきます!
著者紹介
(佐々木 すみれ)
1998年仙台生まれ。育ちは札幌。2021年3月、大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学を卒業。学生の半分が国際生で構成されるグローバルな環境で4年間を過ごす中で、新たな価値観に出会う楽しさを知り、英語は間違った英文を話す度胸だけがついた。 新卒で浦幌町の地域おこし協力隊となり、樂舎では主に広報とワークキャンプを担当している。
文章を書くのがとても好きなので、浦幌で生きる力を育みながら将来はどこでも生きていける逞しいライターになりたいです。