リポートリポート

2024年、越膳は2.0へアップデートさせていきたいです

師走ですね、我が師は数人いますが、いずれも走り続けています。追われているというよりも、追っている印象で、その姿はとてつもなく勇ましく、心強くもあります。いつか、僕もそうなりたいです。

 さて、2023年は、これまでのコラムに書いてきたようにまさに「激動」の一年でした。チームもパワーアップし、ものすごい理想が見えてきた一方で、そこに向かう自分の覚悟の甘さと、無力な自分に悔しさを感じる日々。理想と現実、どちらかではなく、行き来することが大事と、ある師から教えていただいた言葉がしみます。僕は賢くないので、やはり自分の身体を通さないと学びとして落とし込めないんだなと、不器用な自分にも出会いました。(決してネガティブなバットモードに入っているわけではないです笑)

 繰り返しになりますが、2023年は激動でした。希望に満ちていた一方で悔しさに溢れていました。けれど、僕はありがたいと心から思います。なぜなら、成長中!と思えるからです。

何も学べない人の元は楽で刺激がなく一見居心地がいいのですが、実は成長していないんじゃないかなと思います。けれど僕の周りの人から得られる学びは濃く刺激的です。もちろん何くそ!と思ったり、弱い自分が他人にベクトルを向けようとします。時には、こうしてよと言ってしまったこともありました。けど、後悔はありません。それも自分だから。そういう自分に気づかせてくれた仲間には感謝しかありません。

 前置きが長引きますが、チームだけでなく、町内外の方々からたくさん助けていただいた年でもありました。2023年のテーマは「敢為邁往」でした。”困難から逃げずに立ち向かう”という意味です。できるだけ意識してきました。弱い自分も隠さず伝えた時はめちゃくちゃ悔しかったけど、やっと地に足がついた気がしました。それも、隠したいという自分の中の難から逃げず、さらけ出せたからだと思います。

そんな越膳が1.0だとしたら、2024年は2.0な越膳へアップデートさせていきたいです。

2.0になるためのキーワードは「感謝と覚悟」だと思っています。

まずはしっかりと恩を感じる。実は支えてくれている仲間や地域の方、家族がいることをしっかりと認識し自覚する。そして自分ができることを精一杯するという覚悟を持つ。自分が挑戦できるありがたさを自覚し、それを実行し切る覚悟を持つ。これがいかにできるかできないかだと思います。

周りにすごい人がいるからこそ、勘違いしてしまいがちですが、僕はまだ何も成し遂げていないです。その方々から素直に学び、いい意味で悩み、苦しみ、時に笑いふざけながら、成長していきたいです。

身体を通して様々な経験をさせていただいた1年だからこそ、その経験を価値にして、新たな自分に出会えるように、2023年に感謝し、2024年も邁進していきたいと思います。

僕に関わってくださった皆様、心からありがとうございました。

これからもよろしくお願い致します。

僕は、新たな自分に出会うのが楽しみです。

自分の限界がどこまでかを知るために

僕は生きているわけじゃない

だけど新しい扉を開け海に出れば

波の彼方にちゃんと”果て”を感じられる僕は

この手伸ばして空に進み風を受けて

生きていこうどこかでまためぐるよ

昔からある場所 夜の間でさえ季節は変わっていく

Hello again 〜昔からある場所〜

ありがとうございました。

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このコラムについて

今年も開催できるよう動き出した「うらほろマラソン」。準備を始めたメンバーたちの舞台裏での出来事を綴っていきます。

著者紹介

(越膳 慧太)

静岡県出身、北海道教育大学釧路校に進学。地域とともにある学校という視点で教育を学ぶ。授業を通して出会った浦幌町に飛び込むことが、自分の想いを形にするために必要な経験だと考え、大学卒業後、地域おこし協力隊として十勝うらほろ樂舎に勤める。現在はワークキャンプ事業と高校から感じていたスポーツを入り口に子どもたちの未来をよりよくするためのスポーツプロジェクトにチャレンジ中。

意外な一面
地元沼津市で活動しているお笑い手品芸人「おのちゃんマン」の一番弟子。人を笑顔にすることなどは師匠からいただいた可能性が大きい。
「おのちゃんマン」は会社の社長の傍ら芸人をしており、「笑い療法士2級」を持ち、保育園からイベント、結婚式福祉施設、被災地でも“手品“を通し、笑顔を届けている。

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