人生には3つの「坂」があるといいます。何事もうまくいっているような「上り坂」、不調やうまくいかないことが多い「下り坂」、そして予想外の出来事などの「ま坂」です。
うらほろマラソン自体、実際のコースも含めてかなり上り坂と下り坂がありますが、今年の大会を企画している今、「ま坂」に遭遇しています。それは「日程」です。
昨年はすらっと決まったが今年は16年ぶりの町長選があるため、いつもタッグを組んでいる役場チームが選挙等の準備や、人事異動などに追われ、マラソンに注力できないかもしれないという懸念が発生しました。
元々6月〜7月は、マラソン大会自体が少ないだけでなく、地元農家さん的にも参加しやすい時期であるため絶好の時期でしたが、今回はその時期が厳しくなってしまったため、あらゆる方々との調整に追われています。
「大変ではない」と言ったら嘘になりますが、昨年のうらほろマラソン同様に、激しい上り坂と下り坂を乗り越えた先に、絶景が待っていることを信じて、頑張って乗り越えたいと思います。
一刻も早くみなさまにリリースできるように調整してまいりますので、よろしくお願い致します。
このコラムについて
今年も開催できるよう動き出した「うらほろマラソン」。準備を始めたメンバーたちの舞台裏での出来事を綴っていきます。
著者紹介
(越膳 慧太)
静岡県出身、北海道教育大学釧路校に進学。地域とともにある学校という視点で教育を学ぶ。授業を通して出会った浦幌町に飛び込むことが、自分の想いを形にするために必要な経験だと考え、大学卒業後、地域おこし協力隊として十勝うらほろ樂舎に勤める。現在はワークキャンプ事業と高校から感じていたスポーツを入り口に子どもたちの未来をよりよくするためのスポーツプロジェクトにチャレンジ中。
意外な一面
地元沼津市で活動しているお笑い手品芸人「おのちゃんマン」の一番弟子。人を笑顔にすることなどは師匠からいただいた可能性が大きい。
「おのちゃんマン」は会社の社長の傍ら芸人をしており、「笑い療法士2級」を持ち、保育園からイベント、結婚式福祉施設、被災地でも“手品“を通し、笑顔を届けている。