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うらほろマラソン「キッズチャレンジ」ほかの大会にはない3つの特徴

2022年6月19日に行われた「うらほろマラソン2022 powered by The Fst」は、ゲストの大迫傑さんを含め大会参加者、ボランティアスタッフ、そして大会スタッフからも、とても高い満足度を得ることができました。会場にはランナーや付き添いの人など、2000名以上の方にお越しいただき、最後のゴールピクニックまで多くの方にお楽しみいただくことができました。

 今年度も前回を上回る大会を目指していますが、そもそもうらほろマラソンがどんなイベントなのか、これについて改めてご説明したいと思っています。

 題して「うらほろマラソン2022ってどうだった?①」
今回は大会のメインイベントである”キッズチャレンジ”について、その概要について取り上げていきます。

「うらほろマラソン2022」のキッズチャレンジのテーマは「どんな状況でも一歩踏み出そう、そのチャレンジは未来につながっている」です。このテーマを選んだのは、コロナ禍で日本全国各地で体験型のイベントが中止になっている中、「それでもできることはある」とのメッセージ、チャレンジを積み重ねることの大切さ、充実感を走ることを通して伝えたいと思ったからです。

この「キッズチャレンジ」には、ほかのマラソン大会にはない特徴が3つあります。

まずは、

①記録は「当日」だけじゃない。大会前の挑戦した結果も記録

できることです。マラソン当日だけではなく、大会前29日も含めた1カ月間の挑戦結果を記録できます。参加者はみな自分で目標を設定し、1カ月間のチャレンジしてきた過程を「チャレンジパスポート」という記録シートに書き込んでもらいました。

そして大会当日

小学生が1kmまたは2km。中学生が2kmまたは4kmのコースを走るのですが、ここでもほかのマラソン大会にはない特徴があります。

②タイムや順位は一切ないこと

さらに、歩いてはいけないというルールもありません。自分のペースで一歩一歩踏み出すことができればOKなのです。

③走る距離の延長が可能

小学生は1km、中学生は2kmにエントリーしていても、当日走ってみて「もっといけそう」だったら、それぞれ2km、4kmに変更してよいというルールもつくりました。

「マラソンに参加する」という一歩を踏み出した子どもたちが、本番当日、さらにもう一歩踏みだす姿、自分が立てた目標に向かって努力する姿には、心を動かすものがあります。

今年も子どもたちにとってより良いチャレンジの機会となるように、準備を進めていきます。

次回はキッズチャレンジの「事前取り組み」にフォーカスを当てて記事を書いていきます。お楽しみに!!!

このコラムについて

今年も開催できるよう動き出した「うらほろマラソン」。準備を始めたメンバーたちの舞台裏での出来事を綴っていきます。

著者紹介

(越膳 慧太)

静岡県出身、北海道教育大学釧路校に進学。地域とともにある学校という視点で教育を学ぶ。授業を通して出会った浦幌町に飛び込むことが、自分の想いを形にするために必要な経験だと考え、大学卒業後、地域おこし協力隊として十勝うらほろ樂舎に勤める。現在はワークキャンプ事業と高校から感じていたスポーツを入り口に子どもたちの未来をよりよくするためのスポーツプロジェクトにチャレンジ中。

意外な一面
地元沼津市で活動しているお笑い手品芸人「おのちゃんマン」の一番弟子。人を笑顔にすることなどは師匠からいただいた可能性が大きい。
「おのちゃんマン」は会社の社長の傍ら芸人をしており、「笑い療法士2級」を持ち、保育園からイベント、結婚式福祉施設、被災地でも“手品“を通し、笑顔を届けている。

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