リポートリポート

うらほろマラソン 「キッズチャレンジ」の”事前取り組み”とは?

みなさんこんにちは。

今回は、前回突如はじまったコーナーの第2弾になります。

 題して「うらほろマラソン2022ってどうだった?②」。

今回は、大会のメインである”キッズチャレンジ”の「事前取り組み」について取り上げていきます。

 「事前取り組み」とは子どもを対象にした「キッズチャレンジ」の一環で、大会当日までの1カ月間、参加者たちが自分の目標を設定し、挑戦したことを記録する試みです。前回記事で記載させていただいた「チャレンジパスポート」という記録シートを用いて、その挑戦を記録します。(ラジオ体操のカードのようなイメージです。)子どもたちはそれぞれの場所で、当日まで目標に向かって自分のチャレンジを積み重ねていきます。

今回、「チャレンジ」したのは、子どもたちだけではありません。大人たちもです。子どもたちの挑戦を地域の大人たちがサポートするという目標を設定しました。教育委員会からご助言をいただき、学校や公園などの子どもたちが走れる拠点を設定し、一緒に走る「チャレンジサポーター」を募集し、”子どもだけ”のチャレンジではなく、大人もチャレンジ(サポート)する体制をつくりました。

実際に学校では、中休みや放課後にグラウンドを役場の人や農家さんと子どもたちが一緒に走ったりしていました。また、公園では、町の20代の若者や、高校生が子どもたちと一緒に走ってくれました。中には、保護者も一緒に来て走ってくれました。

”みんなで走ると楽しい”という声も大会後にいただきました。

私も何度か子どもたちと一緒に走りましたが、”走ることのシンプルな楽しさ”だけでなく、”誰かと一緒に走ることの楽しさ”や充実感を改めて感じることができました。楽しく一緒に走ることが、子どもたちの継続をサポートしているだけでなく、自分がハッピーになったように感じました。

今年も「事前チャレンジ」をしっかり運営していきたいと思います。内容もさらにアップデートしていきます。ぜひ一緒に走りましょう!!!

このコラムについて

今年も開催できるよう動き出した「うらほろマラソン」。準備を始めたメンバーたちの舞台裏での出来事を綴っていきます。

著者紹介

(越膳 慧太)

静岡県出身、北海道教育大学釧路校に進学。地域とともにある学校という視点で教育を学ぶ。授業を通して出会った浦幌町に飛び込むことが、自分の想いを形にするために必要な経験だと考え、大学卒業後、地域おこし協力隊として十勝うらほろ樂舎に勤める。現在はワークキャンプ事業と高校から感じていたスポーツを入り口に子どもたちの未来をよりよくするためのスポーツプロジェクトにチャレンジ中。

意外な一面
地元沼津市で活動しているお笑い手品芸人「おのちゃんマン」の一番弟子。人を笑顔にすることなどは師匠からいただいた可能性が大きい。
「おのちゃんマン」は会社の社長の傍ら芸人をしており、「笑い療法士2級」を持ち、保育園からイベント、結婚式福祉施設、被災地でも“手品“を通し、笑顔を届けている。

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