リポートリポート

「うらほろマラソンを実施したわけ」

みなさん。こんにちは。

寒いなと思ったら暖かくなり、暖かいなと思ったら寒くなる――季節の変わり目あるあるのような日々が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

 今回は、そもそも、なぜうらほろでマラソンをやろうと思ったのか、というきっかけに迫っていけたらと思っています。

きっかけは町内の子どもの声でした。町内の小学校の授業で、浦幌を活性化するための案を考えて発表する学習があります。そこで、当日の6年生が「まちの魅力を発見するイベントをつくりたい」という発表をしていました。

そして偶然にもマラソンランナーで、東京オリンピックにも出場された大迫傑さんと出会わせていただきました。十勝うらほろ樂舎の理事である曽田雄志さんが繋げてくださいました。

その際に、子どもたちの声の件もお伝えさせていただき、うらほろマラソンを開催することになりました。

ふと外を歩いた時に、”あれ?こんなところに花咲いてたっけ?”というような気づきを得たことありませんか?車で移動することが増えれば増えるほど、そういった小さな魅力に気づく機会が減ってしまうものです。また、町民の方に浦幌ってどんな町ですか?と聞くと”何もないですよ”と言われることが多いです。おそらく、車で移動することが多いため、何気ない景色や、行ったことのない景色と出会っていないのだと思いました。

そこで、実際に大迫さんに来町していただき、コースを監修していただき、走ることを通してまちの魅力を発見できるようなマラソン大会が仕上がっていきました。

このように、子どもの声を大切にしてきたのが浦幌町の特徴だと思っています。(マスコットキャラクターや、冬のしゃっこいフェス等も子どもたちが発案)

そんな浦幌らしさ全開なのがこのうらほろマラソンです。

子どもの声から始まったうらほろマラソンを今年も盛り上げていきます!!!

次回からは「うらほろマラソンの当日」についてです!お楽しみに!

浦幌の美しい風景
子どもの声をもとにできた浦幌のキャラクター「ウラハ」「ホロマ」

このコラムについて

今年も開催できるよう動き出した「うらほろマラソン」。準備を始めたメンバーたちの舞台裏での出来事を綴っていきます。

著者紹介

(越膳 慧太)

静岡県出身、北海道教育大学釧路校に進学。地域とともにある学校という視点で教育を学ぶ。授業を通して出会った浦幌町に飛び込むことが、自分の想いを形にするために必要な経験だと考え、大学卒業後、地域おこし協力隊として十勝うらほろ樂舎に勤める。現在はワークキャンプ事業と高校から感じていたスポーツを入り口に子どもたちの未来をよりよくするためのスポーツプロジェクトにチャレンジ中。

意外な一面
地元沼津市で活動しているお笑い手品芸人「おのちゃんマン」の一番弟子。人を笑顔にすることなどは師匠からいただいた可能性が大きい。
「おのちゃんマン」は会社の社長の傍ら芸人をしており、「笑い療法士2級」を持ち、保育園からイベント、結婚式福祉施設、被災地でも“手品“を通し、笑顔を届けている。

最新の記事

山内一成

近江正隆

月別

連載

リポーター