2週間前ほどから、子どもたちによるうらほろマラソンの「事前チャレンジ」が始まりました。これは、チャレンジパスポートに取り組みの記録を残し、当日まで積み重ねるという取り組みです。子どもたちが、それぞれ自分なりの一歩を踏み出している姿を見ていると、元気と勇気をもらえます。
週末には上浦幌と上士幌で「走り方教室」が開催されました。
1つの拠点に、同じ目標を持った子どもたちが集まり、来てくれた石橋美穂さん(元ホクレン陸上競技部キャプテン)から走るために必要な体幹やステップなどを、90分間みっちりとレクチャーを受けていました。
「僕も、子どもの頃に、こんなレクチャーをしてもらっていたら、このようなチャレンジする機会があったら、走ることや続けることを楽しめる人になっていたかもなぁ」。と考えてしまうほど羨ましいです。
「走り方教室」の最後に、石橋さんより、子どもたちにエールが送られました。応援してもらえるって素晴らしいことだと思うんです。ある研究( 【人は見られることで、強くなる】大勢に注目されることが選手のパフォーマンス向上に影響することを検証 )では、誰かに見られている試合と、見られていない試合とでは、前者の方がパフォーマンスがいいというデータがあるそうです。
そういうように見守ってもらえる、頑張れと言い合える環境を、スポーツを通してつくっていきたいです。
最後に一言。「うらほろマラソンの主役は皆さん全員です」。みんな誰かにとって重要な存在になっています。子どもたちを応援しながら、直接的ではないですが、僕も勇気というエールをもらっています。
だから、応援し合いましょう。エールを送り合いましょう。
そうさ、100%勇気、もう振り向いちゃいけない
僕たちは僕たちらしく どこまでもかけてゆくのさ。
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このコラムについて
今年も開催できるよう動き出した「うらほろマラソン」。準備を始めたメンバーたちの舞台裏での出来事を綴っていきます
著者紹介
(越膳 慧太)
静岡県出身、北海道教育大学釧路校に進学。地域とともにある学校という視点で教育を学ぶ。授業を通して出会った浦幌町に飛び込むことが、自分の想いを形にするために必要な経験だと考え、大学卒業後、地域おこし協力隊として十勝うらほろ樂舎に勤める。現在はワークキャンプ事業と高校から感じていたスポーツを入り口に子どもたちの未来をよりよくするためのスポーツプロジェクトにチャレンジ中。
意外な一面
地元沼津市で活動しているお笑い手品芸人「おのちゃんマン」の一番弟子。人を笑顔にすることなどは師匠からいただいた可能性が大きい。
「おのちゃんマン」は会社の社長の傍ら芸人をしており、「笑い療法士2級」を持ち、保育園からイベント、結婚式福祉施設、被災地でも“手品“を通し、笑顔を届けている。