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「農業と農作業は違うんです」 農業素人が実感した大事なこと

私は今まで、日本全国各地で、農作物の収穫や選別などのお仕事をさせていただいていました。これまでの経験が、「少しはこの地・浦幌でも活かせるかな」と思っていたのですが、そんなに甘くはありませんでした。作物を収穫する前には畑の土を起こしたり、肥料を蒔いたと、やるべき作業がたくさんありますが、そうした経験が私にはなかったのです。

先日、初めてトラクターに乗りました。

こんなふうに畑を起こしてみたり(写真参考)

作物の種を蒔いてみたり…。

こうした作業で感じたことは、「今まで私が、収穫や選別の仕事を出来ていたのは、それまで農家さんが収穫できるように準備・管理してくださっていたからなんだ」と思いました。今まで私が経験していたのは農業ではなく、農業という大きな枠の中の農作業の部分であったと実感しました。

私は、まだまだ勉強中の身。分からないことばかりです。

ですが、そんな農業素人だからこその目線で伝えられることは沢山あると思います。なので、今後もいろいろ教わったことをここで発信していきたいと思います。

このコラムについて

農業の世界に入ったばかりの私が、私目線で農業を通しての学びや発見をご紹介します。

著者紹介

(坂東 克彦)

1993年生まれ、徳島県出身。大学卒業後、仕事に励む中で、自分の人生を見つめ直す。もっと多くの世界を見たいと思い、自転車で日本を周る。その際、北海道に憧れ移住を志す。北海道の中でも気候や環境、人に魅力を感じて十勝管内での移住先を探していた所、山内・古賀に出会いうらほろへの移住を決断。将来的には循環型農業に携わり、農業知識を学びながら、「農業+何か」で生計を建てられるような人材を目指します!2023年4月より地域おこし協力隊として十勝うらほろ樂舎に所属。

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