日々、畑に行き、作物の様子を見るなかで思うことがあります。
「作物もしゃべってくれたらな」と
5月にトマトを植えたのですが、最近元気がありませんでした。
この場合、水分不足で水を今より沢山あげることが正解なのかが私にはわかりません。
肥料が足りなかったのかな?とも考えます。
昔、ある農家さんから「作物をほめてあげると育ちがいいよ」や「音楽を聞かせると元気になる」ということが聞いたことがあります。
私も試しにほめてみたり、話かけてみましたが、返答はありませんでした。
喋ってくれないので、こちらからのコミュニケーションの一方通行にするしかありません。
これは完全な私事ですが、私の目指す人物像が「人を喜ばせられる人になること」です。喋ってくれない作物を相手に、喜ばせれることができれば、目指す人物像に一歩どころか二歩三歩近づくことができそうです。
その部分の感性を五感で磨きながら目指す人物像に近づくことを意識して仕事をしたいと思います。
今後の坂東にご期待下さい!!
このコラムについて
農業の世界に入ったばかりの私が、私目線で農業を通しての学びや発見をご紹介します。
著者紹介
(坂東 克彦)
1993年生まれ、徳島県出身。大学卒業後、仕事に励む中で、自分の人生を見つめ直す。もっと多くの世界を見たいと思い、自転車で日本を周る。その際、北海道に憧れ移住を志す。北海道の中でも気候や環境、人に魅力を感じて十勝管内での移住先を探していた所、山内・古賀に出会いうらほろへの移住を決断。将来的には循環型農業に携わり、農業知識を学びながら、「農業+何か」で生計を建てられるような人材を目指します!2023年4月より地域おこし協力隊として十勝うらほろ樂舎に所属。