こんにちは。
今週は週の前半は雨続きでした!
雨が続くと、なかなか畑にも入れないので事務作業を主にしていました。
ですが、今年はまとまった雨が少なく、浦幌町の農家さんと話をしていても「もう少し雨が欲しい…」という言葉をよく聞きます。
そんな話を聞く中で、ある農家さんがおっしゃっていた印象的な言葉があります。
「人は自然には敵わない。作物に必要なのは土と太陽と雨。どれだけ順調に機械作業や生育ができていても、1つの台風や干ばつでダメになってしまう。そう考えると、人間ができる農業なんて、作物の成長の1パーセントくらいしかない。」
とおっしゃっていました。
この写真のように実っている野菜も、それもすべて土や太陽、雨による、自然の恵みからです。
農業をしていると、「自然」や「いのち」 の部分に関して、考えることが多いです。
改めて、自分たち人間はこの地球に、この自然の恵みに生かされているんだなと実感させられた一週間でした。
それでは、また。
このコラムについて
農業の世界に入ったばかりの私が、私目線で農業を通しての学びや発見をご紹介します。
著者紹介
(坂東 克彦)
1993年生まれ、徳島県出身。大学卒業後、仕事に励む中で、自分の人生を見つめ直す。もっと多くの世界を見たいと思い、自転車で日本を周る。その際、北海道に憧れ移住を志す。北海道の中でも気候や環境、人に魅力を感じて十勝管内での移住先を探していた所、山内・古賀に出会いうらほろへの移住を決断。将来的には循環型農業に携わり、農業知識を学びながら、「農業+何か」で生計を建てられるような人材を目指します!2023年4月より地域おこし協力隊として十勝うらほろ樂舎に所属。