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★連載★卒業したら私どうしよう? 考えてみた「浦幌に住み続けたい」気持ち

こんにちは!浦幌町地域おこし協力隊の佐々木すみれです。

2021年の4月から地域おこし協力隊となり、浦幌町役場から十勝うらほろ樂舎に出向しています。

地域おこし協力隊の任期は3年間です。浦幌では新たな出会い、チャレンジがたくさんあり、日々とにかく一生懸命過ごしていたら、あっという間に2年半の月日が過ぎていました。協力隊の任期は残り半年となり、卒業後の進路を本格的に検討・決定する必要があります。

私が卒業後の進路で決まっていることは、「浦幌町に住み続けたい」ということです。

最近は、地域の人にも「卒業後どうするの?」と聞かれることが多くなってきていて

いつも「仕事については悩み中ですが、浦幌に住み続けたいです!」と答えています。

その際に「なんで浦幌に住み続けたいの?」と続けて聞かれることが多いのですがその質問にはいつも「なんとなくですかね、、、」と自信なく答えてしまっています。

今回は「なぜ浦幌に住み続けたいと思っているか」を今一度考えてみます。

考えてみて、思い浮かんだのは「浦幌に住んでいる自分が好きだから」でした。

どういう時に好きと感じるかというと、

①浦幌の自然に触れている時

→札幌出身の私が初めて浦幌に来た時は、「同じ北海道なのにこんなにも違うのか!」と浦幌の壮大すぎる自然にとてもびっくりしました。

疲れた時や落ち込んでいる時に浦幌の自然を見ると、心が緩み、暖かい気持ちで胸がいっぱいになります。

町内の森林公園はwifi完備でリモートワークもできちゃいます!

②知り合いの農家さんからいただいた野菜や自分で収穫した野菜を食べている時

→実は浦幌に来るまでは、野菜があまり好きではありませんでした。浦幌に来てから、とれたて野菜の美味しさを知り、野菜が好きになりました。

農家さんからいただいたたっぷりのお裾分け
近くの直売所には顔見知りの農家さんのお野菜がいっぱいです!

③地域のイベントに参加している時

→大学時代に和太鼓を始めてから、地域のイベントに参加する機会がとても増えました。浦幌でも「和太鼓できます!やりたいです!」と言うと、色んなところから声かけいただけるようになりました。町が一体となり様々なイベントを盛り上げている様子は、いつ見ても元気が出ます。

ふるさとの夏祭りでの仮装盆踊りの様子

④都会から友達が来てくれた時

札幌、東京に住む友人が年に数回浦幌に来てくれています。

都会に住む友達にとって浦幌は待ち時間なし、人混みなし、景色が綺麗、食べ物が美味しいと評判がとても良いです。

都会に住む友達にとって、浦幌が癒しの場になっていると感じています。

友達にとっても浦幌が大事な場所になっているのもとても嬉しいです。

と、考えていくと…このような環境で暮らせる自分はとても幸せなのだと感じます。

月日が経てば経つほど、浦幌のことが好きになっていきますし、まだ出会っていない景色や、素敵な人々がまだまだいるのではとも思っています。

「浦幌でこれを達成したい!」というような強い野望はないのですが、浦幌で楽しく心豊かにこれからも暮らし続けたいです。

とはいえ、仕事がなければ暮らしていくのはなかなか難しいので、3年間の学びをどのような仕事に活かしていくかもこの連載を通じて、じっくり検討していきます。

<すみれの一押し浦幌スポット>

肥料として使用するために農家さんがひまわりを畑に植える時があります!
とてもきれいです!

この連載について

地域おこし協力隊の任期は3年間。最後の年も迎えた協力隊が、悩みながらも納得する進路を切り拓いていく様子をご紹介します。
絶賛書きながら進路考え中です。

著者紹介

(佐々木 すみれ)

1998年仙台生まれ。育ちは札幌。2021年3月、大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学を卒業。学生の半分が国際生で構成されるグローバルな環境で4年間を過ごす中で、新たな価値観に出会う楽しさを知り、英語は間違った英文を話す度胸だけがついた。 新卒で浦幌町の地域おこし協力隊となり、樂舎では主に広報とワークキャンプを担当している。

文章を書くのがとても好きなので、浦幌で生きる力を育みながら将来はどこでも生きていける逞しいライターになりたいです。

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