10月14日(月曜日祝日)スポーツの日に、「第1回うらほろパークゴルフマスターズ」を開催しました。
この大会は、浦幌パークゴルフ協会や指定管理者の札内緑地からの声を元に、「多世代で楽しむパークゴルフ大会」をコンセプトとして実施し、日常的にパークゴルフをしていない人や家族・初心者と、高い頻度でパークゴルフをしている高齢者を対象に大会を開催しました。
浦幌では、上浦幌のパークゴルフ協会が無くなるなど、競技人口の減少が目立ちます。背景には、若年層の競技人口が少ないことと、プレーヤーの高齢化が一つの要因になっています。本事業では、新たにパークゴルフ人口増加のきっかけとなる家族や子どもたち、初心者の方々の集客に力を入れつつ、“健康”という観点に着目し、一人でも多くの方が、長く競技人生を送れるようなきっかけの創出を目指しています。
また、“マスターズ”という大会名にしつつも、家族や初心者も対象としていることから、既存の競技生の高い大会形式ではなく、楽しみながらコツを掴んだり成長したりすることを通して、またプレーしたいと思っていただくことを目的にしました。
多世代で楽しくパークゴルフを楽しむという姿勢を、私たちなりのマスターズとして定義づけていきたいと思っています。
今回は、第1回なのにも関わらず、37名と多くの方にご参加いただきました。
さらに、多くの地域事業者様からの協賛品もいただいたり、指定管理者である札内緑地さまからも景品提供など多くのご支援をいただきました。そして、住友生命様より協賛と健康ブースを設けてくださり、参加者が自らの体と向き合うきっかけを創出してくださるなど、本当に多くの方に支えられ、開催することができました。
大会参加者に対するアンケートでは、以下のような意見がありました。
「コースが思ったより難しくて面白かった」「日頃パークゴルフをされている世代の方々との交流ができ、嬉しかったし楽しかった」「家族全員で何か同じことをするのが少ないから楽しかった」「上手い下手関係なく、幅広い年代で楽しめました」――など全体(大人)の9割以上が「大変満足」「やや満足」と答えてくださいました。
一方で、改善点として「子ども用のスティックがあればよかった」「(祝日ではなく)日曜日の方が参加しやすいのではない」「知らない人ともグループで組んでプレーしてみたい」とのアドバイスも頂きました。こうした皆様のご意見を参考にして、来年度もさらにパワーアップして開催していきたいと考えております。
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このコラムについて
このコラムは、「スポーツでの学びは社会に通づる」と考えている筆者が、筆者の感覚でスポーツで起きることを社会での出来事に捉えたり、社会の出来事をスポーツで捉えたりするコラムです。スポーツの価値が少しでも読者の皆様に伝わりましたら幸いです。
著者紹介
(越膳 慧太)
静岡県出身、北海道教育大学釧路校に進学。地域とともにある学校という視点で教育を学ぶ。授業を通して出会った浦幌町に飛び込むことが、自分の想いを形にするために必要な経験だと考え、大学卒業後、地域おこし協力隊として十勝うらほろ樂舎に勤める。現在はワークキャンプ事業と高校から感じていたスポーツを入り口に子どもたちの未来をよりよくするためのスポーツプロジェクトにチャレンジ中。
意外な一面
地元沼津市で活動しているお笑い手品芸人「おのちゃんマン」の一番弟子。人を笑顔にすることなどは師匠からいただいた可能性が大きい。
「おのちゃんマン」は会社の社長の傍ら芸人をしており、「笑い療法士2級」を持ち、保育園からイベント、結婚式福祉施設、被災地でも“手品“を通し、笑顔を届けている。