先日、「浦幌に何かしらの形で関わりたい」という想いを持った道外の企業人の方々と、熱い想いを持って浦幌町でアクションを起こしている町民の方々でオンラインの会合をしました。
その中で、私はある農家さんのお話が印象的でした。その方は、「農業はこれからどんどん変わっていく」と話していました。「それはどういうことか」と問うと、
「社会が凄まじいスピードで変化していく今、何もかも確実ではなくなっている。それは農家も一緒。代々親から受け継がれたものを続けていくだけでは、継続できなくなってくる。だからこそ自分たち自身が学んで、挑戦してみる。これからの時代を生き抜いていく力をつけていかなきゃいけないんだよ」
普段はこのようなお話を聞くことはありませんでした。各々の想いを共有できたとても良い機会だったと思います。
このコラムにういて
浦幌3年目の地域おこし協力隊が、活動の中でいただいた一言をご紹介します!
著者紹介
(続 麻知子)
1998年札幌生まれ。国語科教員を目指し、筑波大学日本語・日本文化学類に入学。大学では国内・海外問わず様々な地域に赴き、その地域の歴史や暮らし、人々の関係性を調査することで、自身の環境を振り返る機会となった。大学卒業後、浦幌町地域おこし協力隊に就任し、十勝うらほろ樂舎ヤングフェローとして浦幌町に関わる子どもたちや若者と共に「たくましく生き抜く力」を身につけ、次世代を主体とした地域づくりを目指している。
浦幌町に来て、町の方々の生の声から学ぶことがとても多いです!一緒に悩み考えながら地域づくりに関わっていきたいと思っています!