みなさま、こんにちは。
今回は、いつもと違って、箸休め的なコラムにできたらと思っております。
毎年「暑い、暑い」と言っている気もしますが、今年は夏が近年で一番暑く、そして長かったのではないでしょうか?
一言目にも二言目にも「暑いよねぇ」でしたね。
恐らく流行語大賞も「暑い」だと思います。
余談ですが、私は過去に「流行語大賞になったこと」があります。
2018年の流行語大賞が、カーリングチームのロコ・ソラーレの選手の皆さんが試合中に発していた「そだねー」だったのはご記憶にあるかと思います。
そうです、そうなんです。
「曽田ねー」なんです。
ありがとうございます。
さらに余談ですが、その時にロコ・ソラーレの吉田知那美さんから「曽田さん大賞おめでとうございます」というLINEを頂いたことは、私にとっても何か感慨深い記憶でありました。
あれだけ暑かったのに、あれだけ盛り上がったのに、しつこいくらいだと思ったのに、暑さや流行りや熱は冷めます。
(ロコソラーレの皆さんは活躍し続けています)
これは地球や社会の摂理でもあります。
しかし、冷め始めた瞬間から、何年も前だったかのようにセンチメンタルな気持ちになるのはなぜでしょう。
つい数日前まで「暑いよー、早く寒くなって欲しいー」って言ってたのに。
夜風が涼しくなって来た途端「夏はもう終わりだね。もうすぐ冬だね、なんか寂しいよね」なんて、秋の存在を通り越したセンチメンタルな会話まで聞こえて来ます。
なぜなのでしょう。
それは人間が自分勝手だからです。
どーん。
人間はどんなに良いことがたくさんあっても、ほんっっっの少しの悪いところがあると責めるように設計されているのです。
夏で楽しいことだってあったじゃん!
冬で楽しいこともあったじゃん!
でも、暑さや寒さに文句言いながら、裏で楽しんだ分、それが去ろうとすると寂しがる。
誰なんでしょうね、その設計士は。
今の幸せや、小さな幸せ、小さな変化で十分なはずなのに、完璧や最高を求めます。
そのくせ、その感覚が遠ざかろうとするや否や、センチメンタルになります。
そんな設計なのです。
何の話なのかはよくわからなくなって来ましたが、そんな夏ですよね。
真夏の夢 あこがれを
いつまでも ずっと 忘れずに
何かにさそわれて
あなたに さらわれて
センチメンタルジャーニー
このコラムについて
樂舎ルーキー「曽田」から見た樂舎をお届けします。
著者紹介
(曽田 雄志)
1978年札幌市生まれ。大学卒業後にコンサドーレ札幌に入団し、9シーズン活躍。ミスターコンサドーレと呼ばれる。引退後は、教育を軸にスポーツ事業、地域活性事業、企業のコンサルティングや様々なプロデュース、人材育成などを行う。国立大学専任講師や大企業のリーダー研修講師、スタートアップの役員なども経験。一般社団法人 A-bank北海道 代表理事、Fantasy&Co.代表取締役、一般社団法人 十勝うらほろ樂舎 理事など様々な法人と契約し、様々な事業にパラレルで参画。