リポートリポート

見えないものたち

みなさん、大変ご無沙汰しております。

編集部の皆さんにご迷惑をおかけしている曽田です。

あっという間に年越しをし、そして1月も終盤を迎えようとしています。

歳を取れば取るほど時が過ぎるのが早いなぁなんて感じているこの頃です。

今回は私のモノの捉え方、見方のお話です。

みなさん、この北海道の冬にどんな印象を持っていますでしょうか?

寒いから嫌だ

雪かきが嫌だ

スキーが好きだから嬉しい

雪が綺麗

などなど

私には「仕方ないものを受け入れる」という性質があります。

もちろん「本当に仕方ないのかどうか」は検証するのですが、それ以上に粘ったりしません。

「そういうもの」だと受け入れるので、寒い、滑る、雪かき面倒とかからほとんどストレスを受けません。

そしてその中に、

張り詰めた空気の美しさや

雪の美しさや

生命の儚さや強さや

星の美しさや

暗闇の深さ

などの価値を見出します。

もちろん全てがポジティブなわけではないのですが、ありのままを受け入れた上で、見出す感じです。

このような思考のベースに必要なのは、自分の考えやスタンスを否定はせずとも、少しだけ置く(手放す)ことです。

それができた瞬間、想像力が広がり、豊かな思考ができるようになるのです。

私が美しいと思っている空の星々は、私だけでなく今どこかの誰かも見つめている。一見真っ白な雪の下にも、春に備えてエネルギーを溜めている植物たちがいる。雪かきで少し汗をかいているその時も、アラスカの海では、クジラがジャンプしていることを想像してみるーーそんな感じです。

今の周り、延長にあるもの。

それを想像したり、見ようとすることは

少し素敵なことのようにも思います。

良い冬を過ごして、エネルギーに満ちた春を迎えたいですね。

(真面目な時もあります)

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このコラムについて

樂舎ルーキー「曽田」から見た樂舎をお届けします。

著者紹介

(曽田 雄志)

1978年札幌市生まれ。大学卒業後にコンサドーレ札幌に入団し、9シーズン活躍。ミスターコンサドーレと呼ばれる。引退後は、教育を軸にスポーツ事業、地域活性事業、企業のコンサルティングや様々なプロデュース、人材育成などを行う。国立大学専任講師や大企業のリーダー研修講師、スタートアップの役員なども経験。一般社団法人 A-bank北海道 代表理事、Fantasy&Co.代表取締役、一般社団法人 十勝うらほろ樂舎 理事など様々な法人と契約し、様々な事業にパラレルで参画。

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