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暦は3月。人間らしい感情に溢れたこの季節

冬春

みなさん、こんにちは。

今回も提出遅れのSODAです。

作家は締切と編集者に追われるとよく言いますが、まさにそれを地で行っている素人作家風な男でございます。

暦も3月

春の訪れを感じさせる響き。

世間でも、スーパーに道外モノの山菜が並んだり、Jリーグも開幕したり、大谷翔平さんが結婚したり、春っぽいことに溢れています。

春は出会いと別れの季節でもあり、日本だとこの年度の変わり目は、何かと慌ただしく、切なさとほろっとした涙の季節でもあります。

5月に待っている「五月病」と比べると、人間らしい感情に溢れた季節ではないかと思います。

しかし、(北海道の)現実はそんな簡単な話ではありません。

春一番どころか、吹雪で太陽さえ閉ざされる日もある、「全然極寒な日々の連続」であるのです。

実際執筆している本日も-11℃とか言ってますし、春の足音なんて吹雪の音で完全にかき消されています。

またサンタが来るのかと思うほどです。

しかし、この「期待と裏腹の焦れる時期」はとても大切な気もします。

人間よく「もう少しのところ」で手を抜いたり、諦めたりしがちですが、この「もう少しのところ」の焦れる感じが、さらに春の喜びを増幅させてくれたり、「ああ、やはり止まない雨(雪)は無いんだ」と我慢の先の希望を強めてくれたりします。

前回か前々回も書きましたが、要は受け入れるかどうかなのですが、自然から学ぶことはやはりまだまだたくさんあります。

そうは言いつつも、「そろそろ雪がやんでくれないと、車の腹の部分に融雪剤が絡まり続けて、車が痛むよなぁ」と思ったりもする今日この頃です。意味がわからない道外関係者の方はググっていただけましたら幸いです。

春よ、遠き春よ

瞼閉じればそこに

あなたの瞼の裏に映るのは何でしょう。

この連載について

樂舎ルーキー「曽田」から見た樂舎をお届けします。

著者紹介

(曽田 雄志)

1978年札幌市生まれ。大学卒業後にコンサドーレ札幌に入団し、9シーズン活躍。ミスターコンサドーレと呼ばれる。引退後は、教育を軸にスポーツ事業、地域活性事業、企業のコンサルティングや様々なプロデュース、人材育成などを行う。国立大学専任講師や大企業のリーダー研修講師、スタートアップの役員なども経験。一般社団法人 A-bank北海道 代表理事、Fantasy&Co.代表取締役、一般社団法人 十勝うらほろ樂舎 理事など様々な法人と契約し、様々な事業にパラレルで参画。

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