リポートリポート

「なにか物事が動いている時は、誰かの時間と労力が費やされている」

弊社スポーツチームのメンバーで、居酒屋で話していた時のことです。

最後の締めの時間になって、HPのレポートも書いている曽田さんから「じゃあ、まっちからメンバーに一言」と急に振られたので、

「遅刻はしないようにしましょう!」と冗談半分に言いました。

そしたら曽田さんが、

「確かにね。今まっちは冗談半分で言ったかもしれないけど、大事なことだからね」と私の一言を拾ってくれました。続けて、

「何か物事が動いている時って言うのは、絶対に誰かの時間と労力が費やされている時だからね。それを意識しないと相手に対してものすごく失礼だよ」と。

 確かに、その通りでした。私はそこまで深く考えずに発した言葉でしたが、「遅刻をしてはいけない」のではなく、「なぜ遅刻をしてはいけないのだろうか」ということを理解していれば、「遅刻する」ということは無くなる、もしくはそれが難しくても「事前に連絡を取る」ということが出来るはずです。

 これまではやってはいけないことと、やった方が良いことを潜在的に理解して行動に移していました。今回は「遅刻」という目に見える簡単な出来事でしたが、様々な事象に応用出来ることだと思います。

 分かってはいたけど、改めて気づかされた、という感覚でした。

 「なぜそれが良いのだろうか」「なぜそれが良くないのだろうか」という“Why”を考える。

 あれ、どこかで聞いたことがある話に繋がりました。詳しくはこちらの連載で。

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このコラムについて

浦幌3年目の地域おこし協力隊が、活動の中でいただいた一言をご紹介します!

著者紹介

(続 麻知子)

1998年札幌生まれ。国語科教員を目指し、筑波大学日本語・日本文化学類に入学。大学では国内・海外問わず様々な地域に赴き、その地域の歴史や暮らし、人々の関係性を調査することで、自身の環境を振り返る機会となった。大学卒業後、浦幌町地域おこし協力隊に就任し、十勝うらほろ樂舎ヤングフェローとして浦幌町に関わる子どもたちや若者と共に「たくましく生き抜く力」を身につけ、次世代を主体とした地域づくりを目指している。

浦幌町に来て、町の方々の生の声から学ぶことがとても多いです!一緒に悩み考えながら地域づくりに関わっていきたいと思っています!

意外な一面
これはここだけの話だが、自分自身やろうと思えば何でも出来ると思っている。そして負けず嫌いな一面も。学生時代に教員を目指していたのには、当時苦手意識を持っていた先生を、自分が素敵な先生になって見返してやろうという気持ちが結構強かったということはあまり公表していない。

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